商業簿記のコツを知りたいな
こんな疑問を解決します。
✅この記事の内容
✅この記事の信頼性
商業簿記って範囲も広いし、個々の論点もむずかしくて大変ですよね、、
僕も簿記2級の時は苦労しました。
が、簿記2級合格を経てコツをつかんだので、今回はコツ5つをご紹介します。
簿記2級 商業簿記のコツ
商業簿記のコツは以下の三つ
・とにかく数をこなす
・年間を通した流れを意識する
・取引をイメージする
・幅広く対策する
どれも大切なことです。
一つずつ見ていきましょう。
手順を決める
商業簿記のコツは手順を決めることです。
なぜなら、本試験で「どこから解こうかな」と考えている暇はないから。
2級の試験時間はかなりシビアなので、
問題を見た瞬間に手を動かして解くことが必要です。
それに、手順をしっかり決めておくことでミスもかなり減ります。
具体的には、連結会計なら
①問題を読む
②タイムテーブルを書く
③必要な資本連結の仕訳
④成果連結の仕訳
⑤集計
のような感じ。
論点ごとにどうやって解くのかをテンプレ化しておけるとベスト。
年間を通した流れを意識する
二つ目は、年間を通した流れを意識するということ。
つまり、簿記一巡が大事ということですね。
簿記一巡というのは
①日々の取引を仕訳にする
②決算整理前試算表を作る
③決算整理仕訳をする
④貸借対照表と損益計算書を作成する
という簿記の流れのこと。
これを知らないと、成績が伸び悩みかねません。
個々の仕訳も大事ですが、大枠の簿記の理解も大事です。
取引をイメージする
三つめは、取引をイメージすること。
ぶっちゃけ、
売掛金100/売上100
という仕訳を、機械的に覚えるのはつらいし効率が悪いですよね。
なので、『商品を売って、その対価として売掛金を受け取った』という感じで取引のイメージをすると、理解が深まります。
特に連結会計みたいな複雑な論点は、取引や流れをイメージすることが有効ですね。
幅広く対策する
四つ目は幅広く対策すること。
近年の日商簿記の出題傾向は、幅広い論点から満遍なく出題される傾向があります。
なので、得意な論点ばかり勉強したり苦手を放っておくと痛い目を見かねません、、、
満遍なく、学習を進めるコツは【テキストや問題集を最初から最後までぐるぐる回す】こと。
「いや、めんどくさそう、、」
と思うかもですが、急がば回れです。
一日10Pずつでもいいので、テキストを3周ほど回してみましょう。
とにかく数をこなす
最後は、とにかく数をこなすです。
具体的には問題集を最低3周以上はするイメージ。
ぶっちゃけ、簿記は質より量の勉強です。
(もちろん質も大事ですが)
簿記ってスポーツみたいなもので、とにかく会計処理に慣れることでどんどん点数が伸びていきます。
「いや、たくさん勉強するのはめんどうな、、」
って方が多いと思いますが、量をこなさないと合格は不可能です。
一日練習しただけで、サッカーがうまくなる人はいないですよね。
簿記も同じでたくさん練習をこなすことで、初めて土俵に立てます。
継続こそ命です。
継続すればしっかりと報われます。
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