適切な時間配分は?
時間内に解き終わらない、、、
こんな悩みを解決します。
簿記3級に合格するためには、『適切な時間配分』を決めておくことがかなり重要です。
時間配分を適当にしたり、間違えたりすると、頑張って勉強したのに実力を出し切れず不合格なんてことになりかねません。
この記事では、簿記3級の適切な時間配分と、効率的に本試験を解くコツについて紹介します。
この記事を読むメリット
・簿記3級の試験問題を効率的に解けるようになる
・時間内に簿記3級を解き終わるようになる
・本試験の点数が伸びる
この記事の信頼性
この記事を書いている僕は、簿記3級から会計系最難関資格の公認会計士試験短答式まで一発合格しています。
結論から言うと、簿記3級において最適な時間配分は以下の通りです。
・第1問 15分
・第2問15分
・第3問25分
・見直し5分
Contents
簿記3級の最適な時間配分【失敗しない】
簿記3級の時間配分
簿記3級の最適な時間配分は以下の通りです。
・第2問15分
・第3問25分
・見直し5分
試験の状況や、人によって多少は異なるかもしれませんが、基本的には上記の通りに解けばOKです。
簡単に解説しますね。
第1問 15分
第1問は、仕訳問題が15問出題されます。
なので、一問あたり一分で解いていくイメージですね。
コツとしては、考えすぎず分からなかったら飛ばすこと。
仕訳問題は考えても、点数は伸びないので時間をかけすぎないことがポイントです。
第2問 15分
第2問は補助簿などが出題される大問です。
第2問は、配点が低く、コスパが悪いので基本的に15分以上かけないことがポイント。
時間をかけるなら、第1問と第3問です。
第3問 25分
第3問は決算問題などが出題される超重要問題。
この大問は時間を書ければ得点が伸びやすいので、ここに時間をかけましょう。
ただし、第三問は満点だけど、他は全滅という状況はNGです。
あくまで25分を目安に解きましょう。
時間配分を決めておくメリット
簿記3級の時間配分を決めておくメリットは以下の3つ。
・心に余裕が生まれる
・得点を最大化できる
バランスよく得点を取ることが出来る
時間配分を決めておくと、バランスよく得点を取ることが出来ます。
仮に、時間配分を決めずに問題を解くと、
第一問に時間をかけすぎて、他の大問が壊滅したりと、点数が伸び悩むケースがかなり多いです。
心に余裕が生まれる
次に、時間配分を決めておくと試験中に心に余裕が生まれます。
もし、時間配分を決めずに本試験に挑むとどうなるか?
試験中に
「どの問題にどのくらい時間をかけようか、、、」
「時間内に解き終わるかな、、、」
といった不安が頭の中をぐるぐる駆け巡ることになります。
精神衛生上よくないですよね笑
ある程度、時間配分を決めておくと、心に余裕が生まれるので、いつもの実力を発揮しやすいですね。
得点を最大化できる
最後に、時間配分があると得点を最大化できます。
時間配分をあらかじめ決めておくことで、『得点のしやすい部分に時間をかける』ことが出来るんですよね。
時間配分がないと、配点が低くコスパの悪い問題に時間をかけてしまったり、解き終わらないなんてことになりかねません。
大問ごとの解く順番も決めるべき
大問ごとの解く順番も決めるべきです。
つまり、以下の順番で解き進めるのが一番効果的。
なぜなら、配点が高い大問から解くと、得点が伸びるから。
第1問と第3問は、かなり配点が高いので最優先で解きましょう。
簿記3級の配点
・第2問 20点
・第3問 35点
簿記3級は戦略的に解く
簿記3級の試験は戦略的に解くことで、得点がかなり伸びます。
ということで、以下にまとめますね。
簿記3級の時間配分
・第1問 15分
・第2問15分
・第3問25分
・見直し5分
簿記3級の解く順番
時間配分と解く順番を意識するだけで、かなり点数が伸びてくるはずです。
「もっと点数を伸ばしたい」
「もっと効率的に解きたい」
という方向けに、以下で本試験の効率的な解き方を解説しますね。
本試験の効率的な解き方【3選】
本試験を効率的に解くコツは以下の3つ。
・『000』は『ー』で省略
・勘定科目は省略する
・難問は飛ばす
サクッと解説しますね。
『000』は『ー』で省略
試験中に下書きで、『1,000,000』のような『0』が3つ出てきたら省略しましょう。
例えば、以下のような感じ。
『1,000,000』→『1,ー,ー』
『0』をたくさん書くのってまあまあ時間がかかるし、無駄なんですよね。
塵も積もれば山となるってことで、少しでも時間を節約するために『000』は『ー』で省略していきましょう。
勘定科目は省略する
試験中の下書きで、勘定科目はどんどん省略しましょう。
具体的には以下のような科目。
・買掛金→KX
・減価償却累計額→塁
・建物→建
・支払利息→支利
いちいち減価償却累計額なんて書いていたら、日が暮れます。
本試験では、1分1秒を争うので、省略できる部分はどんどん省略していきましょう。
※試験の解答で省略しないように注意
難問は飛ばす
最後に、難問はどんどん飛ばして、簡単な問題から解くということ。
当たり前に聞こえますが、意外とできていない人が多いです。
簿記3級の試験で時間が足りない原因の一つは、難問に時間をかけすぎていること。
本当に解くべき簡単な問題から優先的に時間をかけていかないと、得点も伸びないし時間が足りないです。
本試験では『とにかく簡単な問題から解く』という意識が超大事です。
簿記3級で時間が足りない原因と対策
簿記3級の試験時間が足りない原因で多いのは、以下の通り。
・解き方が非効率
・基礎が出来ていない
・完璧主義
・慣れの問題
・難問に時間をかけすぎ
以下の記事で詳しく解説しているので、興味のある方はどうぞ。
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