簿記2級

【簿記2級】直前期の勉強法まとめ【本試験の解き方、時間配分について完全解説】

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「あと一歩合格点に届かない、、、」

「試験直前の勉強を知りたいな」

「本試験の注意点とか解き方を知りたい」

試験前の過ごし方や勉強、試験の解き方次第で合否は大きく変わります。

試験直前を適当に過ごすと、せっかく頑張っても実力を発揮できません。

この記事では、簿記2級の直前対策についてわかりやすくまとめました。

この記事を読むメリット

・直前期の勉強法がわかる

・本試験の効率的に解くことができる

・合格に1歩近づける

この記事を書いている僕は簿記2級から、会計系最難関資格の公認会計士試験短答式に一発合格しています。

直前期の勉強法3選【30点伸びる】

簿記2級の直前期の勉強は以下の3つです。

・過去問を解く

・苦手論点を仕上げる

・テキストを軽く1周する

それぞれ解説していきます。

過去問を解く

直前期の勉強で1番大切な事は、過去問を解くことです。

過去問を解くべき理由は、以下の3つ。

・自分の現状を知ることができる

・本試験形式の問題に慣れておく

・違った角度から勉強できる

特に大事なのは、本試験形式の問題になれること。

問題集が解けても、本番の形式に慣れていないと実力を発揮できません。

正しい過去問の使い方については、以下の記事解説しました。

テキストを軽く1周する

そして2つ目は、テキストを軽く一周することです。

1周することで、自分の苦手な論点や弱点を洗い出すことができます。

また、あやふやな知識を強化することもできるので、ざっくりでいいので1周しておきましょう。

苦手論点を仕上げる

3つ目は、苦手論点を仕上げることです。

今まで問題集や、テキスト、過去問を解く中で、苦手な論点があったはずです。

それらの論点を最後に総復習しましょう。

苦手を集中的に勉強することで、一気に成績が伸びてきます。

簿記2級は、幅広く出題される傾向があるので、苦手論点はなるべく作らないようにしましょう。

本試験の効率的な解き方

本試験の効率的な解き方を解説します。

意識するべきポイントは以下の3つです。

・時間配分を決める

・解く順番を決める

・難問を避ける

順番に解説します。

時間配分を決める

簿記2級の本試験では、大問ごとの時間配分をあらかじめ決めておくことで、効率的に問題を解けます。

時間配分がないと、ある問題に時間をかけすぎて、解き終わらずにバランスよく得点できなかったなんてことになりかねません。

時間配分を決めておくことで、得点を簡単に最大化できます。

簿記2級の時間配分の目安は以下の通りです。

問題時間
第1問10分
第2問25分
第3問25分
第4問15分
第5問15分

解く順番を決める

簿記2級では、大問ごとに解く順番を決めておくことも大事です。

大問ごとに、配点の大きさや、難易度、優先順位が異なるので、優先度の高い大問から解くことが大事です。

簿記2級の大問ごとの順番は以下の通り。

第1問 → 第4問 → 第5問 → 第3問→第2問

なぜこの順番なのかというと、第1問、第4問、第5問は得点源にしやすいからです。

つまり、仕訳問題と工業簿記で得点を稼ぐべきです。

難問を避ける

本試験で難問が出題された時は避ける、あるいは時間をかけすぎないようにしましょう。

簿記2級の問題では、難問が出題されることがあります。

ですが、これは点数を一定に保つために出題されているだけで、正解する必要ありません。

本試験では、基礎的な問題さえ取れば合格です。

大事な事は、難問に時間をかけず、基礎的な問題に時間を割く事だと覚えておきましょう。

やってはいけない勉強法3選

本試験直前にやってはいけない勉強を解説します。

やっていけない勉強は以下の3つです。

・新しい参考書を買う

・手をつけていない論点に手を出す

・論点を絞りすぎる

それぞれ解説します。

新しい参考書を買う

試験直前に新しい参考書に手を出すのやめましょう。

時間がないのに、新しい参考書買っても中途半端に終わるだけです。

今までやってきた参考書、どれだけ確実な知識できるかが大事。

ただし、過去問は必ず必要なのでまだ買っていない方は今すぐ買っておきましょう。

手をつけていない論点に手を出す

そして、本試験直前にまだ全く手をつけていない論点に、手を出すのも危険です。

今から新しい論点を学んでも、時間がないので中途半端になりかねません。

新しい論点を学ぶよりも、今まで学んできた既存の知識を強化して確実に回答できるようにしていきましょう。

既存の知識をとにかく強化することが大事。

論点を絞りすぎる

試験直前の勉強で、特定の論点ばかり勉強するのもNGです。

簿記2級は、幅広い論点からまんべんなく出題される傾向があるので、論点を絞りすぎると点数が伸びません。

試験直前に予想論点を中心に勉強する位はokです。

が、どの論点でもそこそこ点数が取れるという状態が理想です。

どの分野から出題されても、それなりの解けるようにしよう

直前期に確認すべき論点(要点チェック)

直前期に確認すべき論点は以下の3つです。

・連結会計

・総合原価計算、標準原価計算

・仕訳全般

それぞれ解説していきます。

連結会計

1つ目を連結会計です。

連結会計は頻出論点であり、配点も大きいことが多いので必ず確認すべき論点です。

ちなみに、連結会計のコツとしては、得点しやすい部分を知って部分点狙いがお勧めです。

連結会計のコツについては、以下の記事で解説しています。

総合原価計算、標準原価計算

そして2つ目は、総合原価計算と標準原価計算です。

この2つの論点のどちらかは必ずと言っていいほど、よく出題される論点です。

また配点も大きいので必ず対策しておくべきです。

テキストや問題集を使って基礎的な問題は必ず解けるようにしておきましょう。

工業簿記のことについては、以下の記事解説しています。

【満点は簡単】簿記2級工業簿記の5つのコツを解説【難しいのか】

仕訳全般

そして最後は仕訳全般です。

仕訳が重要な理由は、以下の2つ

・得点源にしやすい

・仕訳は簿記の基礎

第1問で仕訳問題が出題されますが、得点源にしやすい部分なので、必ず対策すべきです。

また、仕訳は簿記の基礎なので、仕訳ができないと第2問や第3問でも話になりません。

試験直前では、基礎的な仕訳を必ず確認すべきです。

仕訳を制するものが簿記を制する

本試験で点数を伸ばす3つのコツ

コツは以下の3つです。

・とにかく基本を確実に

・単位ミスに注意

・1点でも、多く取る意識

それぞれ解説します。

とにかく基本を確実に

本試験では、とにかく基本問題を確実に正解することが大事です。

何回も言っていますが、資格試験では基本問題さえ取れれば、合格できる試験がほとんどです。

難問が出題されますが、難問が解けるかどうかは合否にほとんど影響しません。

本試験では、とにかく基本的な問題や、簡単な問題を確実に解くことを意識しましょう。

基礎が出来れば十分合格できる試験

単位ミスに注意

簿記の試験でやりがちなのが単位ミスです。

例えば以下のようなケース。

1,000,000→1,000千円

解答欄は〇〇千円なのに、解答に1,000,000と書いたら、不正解です。

かなりの受験生がやりがちなミスなので、必ず解答欄の単位は確認しましょう。

工業簿記は正確に解く

工業簿記では、特に正確に解くと言う意識が大事です。

たった1つのミスのせいで、大問丸ごと失点しかねません。

工業簿記は、問題ごとの関連性が強いので1つミスすると、連続的にミスになる可能性が高いです。

単位ミスはもちろん、商業簿記よりも特に正確に解くようにしましょう。

よくある質問

簿記2級の直前対策について、よくある質問をまとめました。

ネット試験と統一試験、どっちを受けるべき?

結論、ネット試験がお勧めです。

理由は、以下の3つです。

・合格率が高い

・いつでも受験できる

・すぐに合否がわかる

ネット試験と統一試験の違いについては、以下の記事をご覧ください。

準備中です

直前対策講座を受けるべき?

時間に多少余裕があるなら、受けるべきです。

本番と同じような環境で模試を受験できたり、試験に出やすいところを対策できるので点数が一気に伸びます。

僕も簿記2級の時に直前対策講座を受講したのですが、おかげで試験直前に一気に点数が伸び、一発合格できました。

ちなみに、直前対策講座や、直前模試を受けるなら資格の大原がおすすめです。

気になる方は、以下のリンクからとりあえず資料請求をしておきましょう。

高い合格実績で選ぶなら資格の大原 簿記1・2級講座

予想問題集と過去問どっちがおすすめ?

簿記2級の対策なら、予想問題集が圧倒的におすすめです。

簿記2級は、数年前に出題形式が大幅に変わっています。

なので、過去問だと現在の試験形式に対応できません。

予想問題集を解いたほうが、効果的な対策になります。

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