「あと一歩合格点に届かない、、」
「合格できるか不安、、」
「絶対に合格したい」
簿記3級に合格するには、試験直前の過ごし方や対策がかなり大事です。
せっかく勉強しても、直前期を適当に過ごすと実力が発揮できず、不合格になりかねません。
この記事では、失敗しない試験直前の過ごし方をまとめました。
この記事を読むメリット
・効果的な直前期の過ごし方がわかる
・直前期の勉強法がわかる
・本番で実力を発揮できるようになる
この記事を書いている僕は簿記3級から会計系最難関資格である公認会計士試験短答式に一発合格しています。
それでは解説していきます。
Contents
【点数が伸びる】本試験前の過ごし方5選
簿記3級は試験前の過ごし方次第で、点数が大きく変わります。
本試験前を効果的に過ごすコツは以下の通りです。
- 既存の論点の強化
- 仕訳問題の総復習
- 決算問題の強化
- 過去問を解く
- 出題予想は気にしない
それぞれ解説していきます。
既存の論点の強化
直前期はとにかく今まで学んだ論点を強化することが大事です。
つまり、今から手を付けていない新たな論点に手を出すのは非効率です。
今からやっても中途半端になるだけ。
なので、今まで学んだ論点をいかに確実な知識にするかが大事。
〇既存の論点の強化
×新しい分野の学習
仕訳問題の総復習
そして、直前期は仕訳問題の総復習をすべきです。
以下の表の通り、仕訳問題だけで45点も占めます。
大問と出題内容 | 配点 |
---|---|
第1問 仕訳問題 | 45点 |
第2問 勘定記入等 | 20点 |
第3問 決算問題等 | 35点 |
つまり、簿記3級に合格するには仕訳問題を極めることが一番の近道です。
ちなみに、15問仕訳問題が出るので、13問は正答出来るとベストです。
決算問題(第3問)の強化
そして、第3問の決算問題もしっかり対策して強化しておきましょう。
なぜなら、第3問の出来次第で簿記3級の合否が決まるといっても過言ではないから。
簿記3級の本試験のイメージは以下の通り。
大問 | 大問ごとの性質 | 重要度 |
---|---|---|
大問1 | 合格者は8割以上は安定して取るので、確実に得点すべき。 | 高 |
大問2 | 優先順位が低いので、あまり合否に影響しない。最低限の対策が吉。 | 低 |
大問3 | 得点の差が激しく、第3問の出来次第で合否が決まる。力を入れて対策すべき。 | 高 |
つまり、第3問の決算問題をどれだけ対策できるかが大事です。
過去問を解く
直前期は過去問を中心に対策しましょう。
問題集が完璧に仕上がっていなくても、過去問を解くべきです。
過去問を解くべき理由は以下の通り。
・自分の現状を知ることができる
・本試験形式の問題に慣れておく
・違った角度から勉強できる
一番大事なのは、本試験の問題に慣れておくこと。
本試験の問題になれておかないと、実力の半分も発揮できません。
過去問の効果的な使い方は以下の記事をどうぞ。
出題予想は気にしない
そして、最後は出題予想を気にしすぎないということ。
各予備校が出題予想などをしていますが、あてにしすぎないように注意です。
近年の3級は、幅広い論点から満遍なく出題される傾向があります。
なので、出題予想が当たったところで、そこまで得点に結びつきません。
それどころか、やまあてしすぎて、他の対策が疎かになりかねません。
やまあてするのではなく、どの論点が出てもそれなりに点数を取れるように対策しておきましょう。
【30点伸びる】直前対策講座【簿記3級】
簿記3級に合格するためには、直前期の対策法や本試験でのテクニックが大事です。
しかし、直前期を無計画に過ごしたり、正しい対策を知らないとせっかく勉強したのに不合格になりかねません。
ただ、正しい対策をすれば試験直前でも30点以上点数が上がることも珍しくありません。
とにかく直前期の過ごし方とテクニックを知ることで合否が変わります。
試験直前期の方向けに、【直前対策講座】を用意しました。
興味のある方はどうぞ。